学部入試案内 /Entrance Exam for Undergraduate

平成29年度実施された平成30年度デザインコース入学試験から,入試方法が大きく変更されました。

主な変更点

変更点1:統合型入試が始まります。
変更点2:前期個別学力試験の科目から専門適正検査がなくなり,理科が2科目になります。
変更点3: 後期個別学力試験が廃止 されます。

※統合型入試の募集要項(抜粋)については,こちらのサイトからダウンロードしてください。

統合型選抜

従来の筆記入試では測ることが難しい、デザインに対する情熱、潜在能力を、実技試験及び面接によって総合的に測り、選抜を行うのが統合型選抜です。総合型選抜の定員は、後期試験から統合型選抜に移行した経緯もあり、後期試験の時と同様、20名で、デザインコースの全定員がおよそ64名ですので、およそ3分の1が統合型選抜の定員になります。

実技試験が課されるので、特別なトレーニングが必要と思われるかも知れませんが、デザインコースの実技試験はデザイン力を直接問うのではなく、潜在能力を問う試験ですので、特別なトレーニングを受けてなくても、絵を描くのが好き、あるいはモノを作るのが好きな人であれば誰でも回答できる問題となっています。ぜひ一度、統合型選抜の過去の問題をご覧下さい。

入試実施日程

  • 統合型入試日程:毎年10月下旬頃
  • 前期日程:毎年2月25日頃
  • 3年次編入学試験:5月~7月
  • 私費外国人留学生試験:11月

入学者選抜要項・募集要項等

詳しくは,工学部入試情報をご覧ください。

オープンキャンパス

毎年8月上旬に、オープンキャンパスを開催しております。今年度の詳しい日程等は、5月下旬には発表されます。オープンキャンパスでは、意匠系の教員や学生と直接話ができるほか、研究室の見学も可能です。また、受験相談などのコーナーも設けられる予定です。
詳しくは、こちらをご覧ください。

入試問題・解答例・採点基準

平成28年度

平成27年度

平成26年度

平成25年度

平成24年度

平成23年度

平成22年度

平成21年度

平成20年度

平成19年度

平成18年度

平成17年度

よくある質問 /FQA

Q1 「造形」や「専門適性検査」の対策として、どのような勉強をしたらいいですか?

前期日程の「造形」の試験では、主にかたちについての「理解力」と、かたちを表す「表現力」をみます。デザインの基礎として、かたちの把握が必須だからです。勉強としては、(1)幾何学形態を組み立てたり、分解したりする練習、(2)三面図の読み方、書き方を学習すること、(3)身近なものをスケッチすることなど、がいいでしょう。
後期日程の「専門適性検査」は、上記の「理解力」、「表現力」に加えて、「思考力」、「造形力」をみます。その勉強法としては、(1)日常生活におけるものや道具、あるいは空間についてのあり様を観察し、問題意識をもつこと、(2)日常生活での様々な問題を解決する能力を養うこと、(3)その解決としてのデザインを絵として描写して見せるための鉛筆での写生、デッサンの練習が大切です。 過去問題を解いてみることを、是非お勧めします。

Q2 かたちの「理解」について、もう少し詳しく説明してください。

かたちの理解とは、与えられた1つのかたちを、頭の中でいろいろな角度から見た姿を自由に想像できることでもあります。そして、その形を半分にしたらどのような形になるか、などの想像力も求められます。 造形の問題では、かたちは主に三面図で示されます。
ですから、三面図の理解は欠かせません。図面は、中学校の技術で勉強していますね。三面図を読んで、読み取ったかたちをスケッチしてみてください。数学的に計算して、大きさを数量的に把握できる能力も必要です。 また、試験問題でのかたちの説明は、文章でされることもあるので、文章を理解する読解力も必要です。

Q3 「表現力」について、もう少し詳しく説明してください。

A3 これは、さまざまなかたちを描く力、そのものをそれらしく描く力です。この場合、かたちとは形態のみならず、材質などの質感も含みます。過去問題では、プラスチックと木材の描き分けなど、よく出題されています。また、様々な条件のもとで複数の物体が与えられ、その条件を満たすよう、配置・構成して描くことが要求されます。
練習としては、円柱などの幾何学形態をそれらしく描く練習、はさみや自分の手、公園のベンチや木など、身の回りのもののスケッチが有効でしょう。先にも述べたように、構成力も問われますので、構成の勉強も必要です。 絵はうまいにこしたことはありませんが、的確に意図が伝わる表現であることが、まず大切になります。

Q4 「造形」と「専門適性検査」は、どのように違うのですか?

専門適性検査では、理解力と表現力に加えて、「思考力」と「造形力」をみます。かたちあるもの、あるいはデザインされたものが、どのようなはたらきをしているか、日々の暮らしの中でどういう状況におかれているかを考えることができ、新たなものを形作る提案能力が問われます。改めて自分の身の回りを見回して、物事を別の角度から捉えてみましょう。もし、右利きのあなたが、急に右手が使えなくなったら、どうなると思いますか?どんな不便なことが起きるでしょう?これまでと同じように生活するには、身の回りをどのように変えればいいでしょうか?そのように、身の回りの事柄に対して、常に問題意識をもって臨み、自分の意見を文章だけでなく絵で説明する練習をしていると、いいでしょう。
専門適性検査造形の試験よりもより高度な力が求められ、色彩を使って表現する問題も出されます。色彩を効果的に使う練習も、必要になるでしょう。
また、これは造形に関してもそうですが、問題は複数問あるので、実際の試験では時間配分が非常に重要になります。過去問題に是非トライして、自分なりの傾向と対策を講じてみてください。

Q5 予備校の美大のデザイン受験の夏期講習など、受ける必要がありますか?

入学試験は限られた時間内で行われるものなので、慣れるという意味でもそのような講習を受けるのも、一つの勉強法かもしれません。スケッチなどは急にうまくなりませんから、繰り返し練習することは大切です。また、夏期講習に通わないまでも、描いた絵を美術の先生などに見ていただいて、講評していただけるといいですね。

Q6 建物の外観だけでなく、インテリアにも関心があります。意匠学科と建築学科、どちらに進むべきでしょうか?

インテリアということであれば、意匠系でも十分勉強はできますが、構造物自体の設計となると、建築学科で勉強した方がいいでしょう。建築士取得を第一に考えるのであれば、建築学科に進まれることをお勧めします。

Q7 デザインには関心があるけれど、表面的なデザインだけではなく、機械工学的なことも学んでそれを生かしたい。どこの学科に行くべきでしょうか?

A7 工業製品などは、機械システムのことはもちろん、使う人のことも考えて設計されるべきで、単なる見た目の美しさだけが「デザイン」ということにはなりません。質問者は、とても大切な観点からすでにデザインを考えておられるので、当方に是非とも来ていただきたいですね。けれども、当学科には構造、材料、人間工学などの専門家はいても、機械工学を専門としているスタッフはいないので、そちらをメインに勉強したいというのであれば、他学科をお勧めします。学部時代に機械工学など工学部の他学科で学び、大学院から意匠系に来る学生さんもいますよ。あるいは、大変かもしれませんが、意匠系に入学して、機械工学を他学科に勉強しに行く、という手もあるかもしれません。勉強は、何よりも自分で、広くも浅くもできるものでしょう。