デザイン科学専攻教員公募

千葉大学大学院工学研究科デザイン科学専攻では、下記の要領で「理系女性教員キャリア支援プログラム」による教員を公募いたします。

1.募集人員
助教1名(女性に限る。下記「12. 備考」参照)
 
2.所属
大学院工学研究科デザイン科学専攻環境ヒューマノミクス教育研究領域環境デザイン研究室
 
3.専門分野
デザインに関する演習、実習における課題制作の指導、および卒業研究(論文・制作)の指導、修士論文の指導補助を行う。
 
4.担当授業科目
統合デザイン実習II、III、造形デザイン実習 II、環境デザイン I、III、デザイン学セミナー、卒業研究(以上学部)。PBL補助、特別演習 I 補助、特別研究 I補助(修士課程)。
 
5.応募資格
採用の時点で原則として博士の学位取得後10年以内、又は同等程度の研究経歴を有する者、あるいは博士課程に標準年限以上在学し、所定の単位を修得し、退学した者で、退学後10年以内の研究者。
作品は、環境デザイン領域特に福祉環境デザイン、植物環境デザイン、およびサインデザインに関する企画制作を希望します。
※研究機関や企業での研究経歴(ポスドクを含む)を有すること。なお、本公募人事が基づくプログラムの規定により、応募締切日時点で博士課程に在籍している方は応募できません。
※本公募人事により本学に採用となった後、重複して他の研究機関・企業等に所属する ことはできません。また本学に在籍している女性教員(学術研究員・特任教員等を除く)は、本公募人事が基づくプログラムの規定により、文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」における本学提案課題「理系女性教員キャリア支援プログラム」の支援対象外となるため、応募できません。
 
6.着任時期
平成25年4月予定
(テニュア・トラック制度が適用されるため、採用後5年目で審査が行われます。)

7.提出書類
1)履歴書:A4判自由様式 顔写真貼付(カラー出力可)
2)社会における活動歴:学協会における活動歴、審議会・委員会における活動歴等
3)研究業績書:以下の項目により作成して下さい。
 1. 論文・報告などの学術業績
  イ. 研究論文・報告(審査機関のある学会誌などに掲載されたもの)
  ロ. 研究論文・報告(前項以外の学会誌などに掲載されたもの)
  ハ. 総説・解説
  ニ. 主な講演発表(10件以内)
 2. 設計・作品などのデザイン業績
  イ. 設計または作品(権威ある審査機関などにより選抜されたもの)
  ロ. 設計または作品(前項以外で書籍などの印刷物に掲載・発表されたもの)
  ハ. 設計または作品(前二項以外のもの)
 3. 著書・特許等
  イ. 著書(単著、共著、分担執筆等の別を明示)
  ロ. 特許・意匠登録など(権利の確定したもの・出願中も可)
4)主要論文資料:掲載された主要論文の別刷(10編以内)
5)主要作品資料:主要設計・作品の概要資料(10件以内、掲載誌のコピー可、CD-ROMの添付可)
6)研究業績の説明書
上記3)の業績について内容ごとに分類・要約し、A4判1〜2枚に記述したもの。
7)小論文「教育・研究への提言」
本学に着任後の教育・研究に関する提言や取り組みについて1000字程度で記述。
8)本人に関する所見を求め得る方2名:氏名、連絡先、所属、電話番号、メール(可能な場合)を記載して下さい。
 
8.応募締切
平成24年11月30日(金)必着
 
9.書類提出
「教員応募書類在中」と朱書きし、郵送(書留便)でお願い致します。
 
10.書類提出および照会先
〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1−33
千葉大学大学院工学研究科デザイン科学専攻 専攻長 鈴木直人
TEL:043-290-3488 FAX:043-290-3110
E-mail:naotosu@(@マーク以下にchiba-u.jpと入力してください。)
 
11.その他
書類選考の上、面接を行う予定です。なお、面接の際の旅費等の支給はありません。
 
12.備 考
千葉大学では、平成18年度に「両立支援企画室」を開設しました。また平成19年度には、文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業に、本学の「支援循環型体制による女性研究者育成モデル」が採択されるなど、女性研究者支援と両立支援を並行して積極的に推進してきました。
本公募は、平成22年度文部科学省科学技術振興調整費(女性研究者養成システム改革加速事業)に採択された本学提案課題「理系女性教員キャリア支援プログラム」による人事です。
理学・工学・農学分野における女性研究者の定着および活躍促進を目指す本プログラムでは、あえて女性のみを対象とする公募を行い、育つ能力と意欲を持つ優秀な女性研究者を本学の教員として迎えるものです(「男女雇用機会均等法」第8条(女性労働者に係る措置に関する特例)の規定により、女性教員の割合が相当程度少ない現状を積極的に改善するための措置として女性に限定した公募を実施します)。
本プログラムでは、採用後3年度目まで、スタートアップ研究費の配分、研究支援要員の配置等による支援を行います。なお、本プログラム(「理系女性教員キャリア支援プログラム」)の規定では、本学に在籍している女性教員(学術研究員・特任教員等は除く)は、本事業補助金の支援対象外となります。